唾液について
みなさん、こんにちわ東です
長い夏休みももう終わり、学生のみなさんはいよいよ新学期ですね
今日は『唾液』についての豆知識を紹介します。
唾液とはいわゆるツバのことです。ふだん無意識のうちに出ている唾液ですが、
私たちの体ではとても重要な働きをしています。
まず、唾液は一日に、なんと1~1.5リットルも出ています
牛乳パックでいうと1パックと半分です
そして唾液の質も一様ではありません。
緊張や興奮しているときはネバネバ唾液、リラックスしているときはサラサラ唾液になります。
たとえば、スポーツをしているときやテスト中などは
お口のなかが乾いたようなねばねばした感じになります
逆に寝ているときはさらさらの唾液がよだれとして出てきます
次に唾液のスゴイ働きについて紹介します
唾液中には何種類もの抗菌物質が含まれています。
口は体の入り口であり、細菌侵入の第1ゲートです
そこで唾液中の抗菌物質が細菌の侵入をブロックして体を守ります
虫歯菌の出す酸(すっぱい物質)の歯を溶かす強さを和らげ、歯が溶かされるのを抑えます
また唾液の水分は食べかすを洗い流す働きがあります
『味を感じる』には、まずは食物中の味の成分が唾液中に溶けだすことが必要です
唾液が出ないと味を感じにくくなります。また食べ物を歯でかんで細かくしたあと、
唾液はそれをまとめて飲み込みやすくします
さらに唾液中に含まれる消化酵素により、食べ物の消化を助けます
このような唾液の働きを見てみると人間の体って本当によくできているなあと
感心してしまいました
私も今日からごはんをよくかんで食べて唾液をたくさん出して、お口の健康も体の健康も
アップさせていきたいと思います