京阪本線「樟葉駅」徒歩5分

tel.072-864-6435

MEDICAL SERVICES

診療案内

Orthodontic Clinic

矯正歯科専門のクリニック

深井矯正歯科の入口写真

「矯正専門の歯科医院」これには大切な訳があります。単に歯科医院と称しても、

むし歯治療から歯周病・歯の根の治療に入れ歯や差し歯治療、そして最近ではインプラント
やホワイトニングなどさまざまな治療内容があり、それぞれに大変な技術が必要です。

矯正治療には、小児から大人の歯並び・かみ合わせの問題だけでなく、あごの成長や位置の異常、呼吸・姿勢など、かみ合わせに関するあらゆる問題を読み取る診断力、様々な矯正装置の中で個々の症例に応じた選択と適切なタイミングで用いるための知識と判断力、そして各装置に関する力学や作用機序・調整の仕方など数多くの経験と技術力が必要です。

そのため、矯正以外の治療に労力や時間をかけられないのが現実です。

専門的な治療はその専門の先生・専門の施設で行なうのがより患者さんにとって有意義であると考えています。

当クリニックは矯正治療専門のクリニックとして1999年に開設以来、たくさんの患者さんを診てきました。

安心して治療を受けて頂けるよう、知識と経験を持って皆さまの治療にあたります。

深井矯正歯科クリニックの沿革

  • 1999年1月:開業
  • 2006年8月:現診療室に全面改装
  • 2007年7月:医療法人に組織変更

深井矯正歯科クリニックでは、
患者さんが楽しく治療・通院
していただけるような雰囲気づくりを心がけています。

指定自立支援医療機関、顎口腔機能診断施設

当クリニックは大阪府に指定自立支援医療(育成医療・更生医療)機関、顎口腔機能診断施設の申請を受理されています。

この2つの施設申請を受理されていることにより、唇裂・口蓋裂などの先天的な不正咬合や症候群に伴う不正咬合、さらに手術が必要な受け口・出っ歯・あごのゆがみがひどい症例(顎変形症)の矯正治療には健康保険が適応できます。

転医のときも安心

当クリニックは日本最大の矯正歯科専門医院の団体-日本臨床矯正歯科医会に所属しています。引っ越しの際には信頼できる日本全国の矯正歯科専門の医院を紹介させていただきますのでご安心下さい。

数々の学会・研究会に所属

日本矯正歯科学会をはじめ、日本臨床矯正歯科医会、バイオプログレッシブスタディークラブ、近畿東海矯正歯科学会ほか、顎変形症学会などの矯正関連の学会に所属しており日々矯正臨床の研鑽に励んでいます。

Communication

コミュニケーションを重視

ホスピタリティー

矯正治療には長期間の通院が必要です。そのため皆様が楽しんで通院していただけるよう、スタッフ皆でコミュニケーションを重視した診療を行なっています。

当クリニックに通院するのが楽しかったと思って頂けるよう、皆様への気づかい・心配り「ホスピタリティー」を心がけています。毎回の治療ごとにその日の治療内容を説明します。

治療に関する疑問・質問にもどんどんお答えします。

お子さまの治療の場合には、保護者の方にもその日に行なった治療内容をご説明します。

チームワーク

気持ち良く診療を受けていただくためには皆さまへの心配りだけではなく、スタッフどうしのチームワークが大切です。

そのためチームワークの向上をはかる意味でも当クリニックでは診療前後のミーティングだけではなく、毎週・毎月定期的なミーティングを行ない、診療に関する情報の共有や診療システムの見直し・改善に努力しています。

イベント

コミュニケーションの一環として七夕やハロウィン、クリスマスなどいろいろなイベントを行なっています。

その際にはクリニック内をカラフルに飾り付けて楽しい雰囲気をつくり皆さまとのコミュニケーションにつなげています。

また、矯正治療が終了した際にはサプライズイベントも行なっています。

Treatment Process

治療の流れ

診療室の写真

治療の開始時期について

一般的にはすべての歯が永久歯に生え換わる直前、10-13歳ぐらいが適した時期といわれ
ています。しかし私たちは、本人のやる気さえあればそれよりも早い時期(前歯が生え換わった7-8歳ぐらい)から始めたほうが良いと考えています。

それはあごの成長発育を利用できるからです。子供の頃から始めることで歯ならびを広げ・あごを発育させその結果、歯を抜く可能性を低めることができます。

もちろん永久歯に交換した中学生以上の場合も、できるだけ早く始めたほうが良いでしょう。それは年齢とともに骨も硬くなりますし、歯ならびによる悪影響も深刻化する恐れがあるからです。

いっぽう、矯正治療は子供だけが対象ではありません。大人の方でも歯や歯ぐきが健康であれば矯正治療を受けられます。

40歳以上の方でも治療できます。大人だからといってあきらめる必要はありません。

矯正治療の流れ

矯正治療は一般の歯科治療と異なり、長期に渡ります。下記は治療の一般的な流れを示しています。

01初診相談

視診による治療に関しての簡単な説明や、質問に対して回答します。

02検査

レントゲン写真・歯の型どりなど資料を採取します。

03診断

資料に基づいた、治療・費用についての詳しい説明をします。

04歯みがき練習

治療についての概略、歯みがきの重要性について説明します。

05初期治療

永久歯が生えそろっていないお子様で、現在の不正の状態を治し、今後のあごの発育をよりよい方向に導くための治療です。

(ブラッシング指導)

06観察

永久歯列になるまで、経過観察します。

07本格的治療開始
(マルチブラケット装置の装着)

マルチブラケット装置を用いて個々の歯のねじれ・ゆがみ・ガタガタを治療します。

きれいな歯並びとしっかりとした咬み合わせに仕上げます。

治療する歯並びによって異なりますが、約2-4年かかります。

(この間、ほぼ月に一度の通院になります。)

※小学5,6年生以上が対象

08動的治療の終了
(マルチブラケット装置の除去)

09治療後の保定
(保定装置:リテーナー)

約2年間
動的治療終了後は後戻りや安定性を観察するために、3ヶ月から半年間隔で来院して頂きます。

10治療終了

Brushing instruction and MFT

ブラッシング指導とMFT

歯ブラシと歯みがきの写真

ブラッシング指導

単に歯ブラシで磨くというだけではなく、歯ブラシの動かし方・磨くタイミング・食事指導
など日頃の食生活や生活習慣などをトータルして指導します。

日頃どのような歯ブラシで磨いているのかも指導のポイントになりますので、治療の際には毎回ご自分の歯ブラシを御持参いただきます。

毎食後の歯磨きは理想ですが、少なくとも夜寝る前の歯磨きは念入りに行ってください。

とくにマルチブラケット装置での治療中は、1種類の歯ブラシでは不十分です。

ブラケット装置の周りやワイヤーの下などしっかりと磨けていないと残念ながら虫歯になります。

そのため装置周りやワイヤー下を磨くための専用の歯ブラシが必要です。

当院では数種類の歯ブラシを用いたブラッシング指導を行っています。

MFT(口腔筋機能訓練)

歯ならび・かみ合わせが悪くなる原因には舌の癖(舌癖 ぜつへき)も大きく関与しています。舌癖を放っておくと治療が長引いたり、治療後の後戻りの原因にもなり、治療の進行に支障を及ぼす場合があります。

特に反対咬合や開咬の患者さんはこの舌癖の強い方が多く、舌癖をしっかり治さないと矯正治療がうまくいかないことはおろか、治療後の後戻りを引き起こしてしまいます。

子供から大人まで、多くの方に舌の訓練を指導します。

Examination and diagnosis

検査・診断の重要性

セファログラムの分析

矯正治療においては、検査・診断が重要と言われています。検査の中で特に重要なのはセファログラム(頭部X線規格写真)です。正貌(正面)・側貌(横顔)のセファログラムを撮影し、それをトレースした上で骨格上の様々な形態を分析します。

セファログラム画像1 セファログラム画像2

上あごと下あごの左右のバランス、前後的なバランスはどうか、あごに対して前歯が出ているのか引っ込んでいるのか、上下前歯の角度や重なり具合はどうか、奥歯の位置はどうか、気道に問題はあるか、口もとの突出度合いやバランスなど、分析する項目は多岐にわたります。
このセファログラム上での計測点は、単にそのX線画像を見ただけでは読み取れません。骨形態の知識やトレースの修練、そして数多くの経験が必要です。

さらに骨格のバランスや歯の位置・角度を計測することをセファロ分析といいます。セファロ分析では骨格上のどの角度や距離を計測するかによってリケッツ分析やスタイナー分析、ダウンズ・ノースウェスタン分析などの様々な分析法があります。

セファログラム分析画像1 セファログラム分析画像2 セファログラム分析画像3

当院ではリケッツ分析とスタイナー分析を用いて診断しています。
リケッツ分析では成長予測ができることで小児の治療に応用したり、VTP(Visual Treatment Planninng) を作成して個々の患者さんの骨格に合わせた前歯・奥歯の位置を想定し治療前後の口元の変化を予測することができます。VTPはいわば矯正治療の設計図といえます。

リケッツ分析・スタイナー分析の画像1 リケッツ分析・スタイナー分析の画像2

例えば一見、同じような歯並びであっても上あごと下あごのバランス、つまり上顎前突や下顎前突の違いや面長のタイプや丸顔のタイプによっても前歯の位置決めや治療方法が異なります。

この骨格の状態をしっかりと把握し、治療の方法を決めるのが診断となります。単に見た目だけで歯を抜かずに治せるとか、抜歯が必要とは言えない理由がここにあります。骨格のバランスは遺伝的な要因のため、簡単には変えられません。

そのため上あごと下あごのアンバランスが大きい場合、検査・診断次第では手術が必要なケースもあります。
これらの分析を駆使し、治療に用いるのも矯正歯科専門医院の特徴と言えるでしょう。

かみ合わせの分析

全ての患者さんで、上下歯列の型取り(印象採得)をして模型を作成し咬合(かみ合わせ)の分析を行います。歯列形態・歯列の幅・ガタガタ度合い・前歯と奥歯のかみ合わせの状態、奥歯のかみ合わせの前後的位置など様々な状態をチェックします。

また本格的治療の患者の場合は歯列模型を咬合器に装着(マウント)し、咬合の分析を行います。
近年、口腔内スキャナーを用いて歯列をスキャンし、コンピューター上で歯列状態・咬合状態を審査できるようになりましたが、普段のかみ合わせの位置とあごを楽にして噛んだ位置とのずれを審査するにはやはり咬合器へのマウントが必要と考えます。

咬合器へのマウントの画像

歯を抜いて治療する理由

近年では「歯を抜かずに治す」という言葉が先走り、大人・子供にかかわらず安易にプレート装置や拡大装置で無理な位置まで歯並びを広げたり、マウスピース装置やアライナー装置で前歯を出して歯を並べるという治療が問題視されるようになっています。

そのような場合、歯並びは一見良くなったように見えても、前歯が出ていて口が閉じにくい、しっかり噛めないという問題が残る場合があります。
矯正治療というのは、キレイな歯並び・キレイな口もと・キレイな噛み合わせが治療目標です。

その目標に、歯を抜かずに治せればベストですが、ガタガタが大きい・口もとの突出感が大きい・上下顎の骨格的な問題が大きい場合は必然的に歯を抜いて治療する可能性が高まります。歯を抜いたすき間を利用してガタガタの歯を並べたり、出ている前歯を引っ込めたりするわけです。

次のような症例は
歯を抜かなくては治せません

  • 歯並びのガタガタ度合いが大きい。歯並びを広げることが難しい。
  • 前歯の突出度が大きい(歯が出ている量が大きい)。口もとが出てる。
  • 上あごと下あごの前後的・左右の位置のずれ-アンバランスが大きい。
Orthodontic Appliances

矯正装置と院内機器

当クリニックが使用しているブラケット装置

個々の歯を動かしコントロールする装置をマルチブラケット装置と呼びます。
これは、1本1本の歯の表面にブラケットを接着して、ブラケットの溝の部分にアーチワイヤーを通すことにより歯を動かしコントロールする装置です。

当院では歯列の表側にブラケット装置をつける、いわゆるワイヤー矯正治療を基本としています。
※歯列の裏側にブラケット装置をつけるリンガル矯正治療や、透明のシート状のものを取り替えて治療するアライナー矯正治療は行なっていません。

ブラケット装置の画像 ブラケット装置を装着した画像

レントゲン装置

当院では開設当初より歯科用レントゲン機器に特化したX線撮影装置を使用しています。また当院では2011年よりデジタルのレントゲン・CT装置を導入しています。

器具の消毒、滅菌

当院では使用する器具の消毒にも配慮しています。
患者さんごとに器具・ゴム手袋・紙エプロンを交換することはもちろんですが、使用した器具は、徹底した洗浄・消毒・滅菌をしています。

加えて、高熱で殺菌できない矯正器具は、ガス消毒器を用いて消毒しています。

器具の消毒、滅菌の画像1 器具の消毒、滅菌の画像2 器具の消毒、滅菌の画像3
Staff Introduction

スタッフ紹介

院長 深井 統久
(ふかい もとひさ)

趣味は音楽を聴くことと、ドライブすることです。休日には80′sロックを聞きながらドライブしたり、スムースジャズを聴きながら本を読んだりしています。

治療に踏み込むには勇気がいると思いますが、まずは気軽にご相談下さい。
皆さんがステキな笑顔になれるよう、スタッフ一同力を合わせてお手伝いします!

院長 深井 統久(ふかい もとひさ)

経歴

1967年
8月生まれ
1992年
大阪歯科大学卒業
1996年
大阪歯科大学大学院(歯科矯正学専攻)修了 博士号取得
1997~2006
大阪歯科大学 歯科矯正学講座非常勤講師
1997年
日本矯正歯科学会 認定医(第1704号) 取得
1999年~
深井矯正歯科クリニック 院長
2011年
日本矯正歯科学会 臨床指導医(現 臨床医 第292号) 取得
2011〜2018年
Bioprogressive Study Club理事
2017〜2019年
日本臨床矯正歯科医会 理事
2019年〜
Bioprogressive Study Club 副会長
2021〜2023年
日本臨床矯正歯科医会 理事
2023年
日本歯科専門医機構認定 矯正歯科専門医 取得
2025年
日本矯正歯科学会 研修指導医(第68号) 取得

資格

博士(歯学)

日本歯科専門医機構認定 矯正歯科専門医

日本矯正歯科学会 認定医、臨床医、研修指導医

所属学会/団体

日本矯正歯科学会

日本臨床矯正歯科医会

近畿東海矯正歯科学会

Bioprogressive Study Club

日本顎変形症学会

日本口蓋裂学会

日本歯科医師会

歯科衛生士 平岡 利恵
(ひらおか りえ)

日本全国、自然の美しい所へ旅行するのが好きな平岡です。主に初診カウンセリングの説明を担当しています。

「この医院を選んで良かった」と思って頂けるよう、楽しい医院づくりを心掛けています!(瞳の茶色は“天然”です)

経歴

大阪歯科大学附属 歯科衛生士専門学校卒

日本歯科専門医機構認定 1999年1月から勤務

歯科衛生士 吉田 萌華
(よしだ もえか)

映画鑑賞が趣味の吉田です。私も当院で治療を受けた“元患者”で、学生の頃からここでアルバイトもしていました。

皆様にも深井矯正歯科で治療してよかったと言って貰えるよう治療のお手伝いをしています。

安心して治療を受けてもらえるよう頑張りたいと思います。

経歴

太成学院大学歯科衛生専門学校卒

2018年4月から勤務

歯科衛生士 田和 千佳
(たわ ちか)

愛犬達とたわむれるのが好きな田和です。

私も小中高と矯正治療を経験しました。いつも笑顔で元気な対応を心がけ、皆さんとコミュニケーションを取りながら、治療に携わっていけたらと思います。

経歴

太成学院大学歯科衛生専門学校卒

2019年3月から勤務

歯科衛生士 佐藤 真智子
(さとう まちこ)

お笑い番組を見るのがすきな佐藤です。

私は当院で矯正治療を受けた“元患者”です。出っ歯と八重歯がコンプレックスでしたが、治療をしたお陰で歯を見せて思いっきり笑えるようになりました!矯正治療を通して、皆さんの笑顔がさらに素敵な笑顔になるように、そのお手伝いをしたいと思っています。

経歴

大阪歯科大学附属 歯科衛生士専門学校卒

2014年4月から勤務

途中育休を経て2025年から非常勤で勤務

ABOUT OUR CLINIC

当院のご案内

深井矯正歯科クリニック

〒573-1106 大阪府枚方市町楠葉1-4-8 シャルム橋内ビル3F

アクセス

京阪本線「樟葉駅」徒歩5分

診療時間 日祝
13:10-19:30
10:00-17:00

月曜日:月2回のみ、13:30-19:30 診療

※臨時休診がございます。詳しくは診療カレンダーをご覧ください。