秋の果物
こんにちは、平岡です
一日一日、秋の深まりを感じる今日この頃、
キンモクセイの香りが、どこからともなく漂ってきて
思わず深く深呼吸をしてしまいます
皆さんは「秋の果物」といえば、何を思い浮かべますか
私は、リンゴです
そこで、野菜ソムリエ平岡より今回は「リンゴ」について
ちょっぴり語ろうと思います
このリンゴ、日本では徳川時代に「和りんご」と称されるものがあったそうで
現在私たちが食べているのは、明治初期に輸入された西洋種
これまでに600種類以上の品種が持ち込まれましたが
今も栽培されているのは20種あまりです
旬は10月~11月でまさしく今が食べごろ
この時期は毎朝欠かさずリンゴを食していますが
私は歯ごたえのあるリンゴが好きなので「秋映」という品種をよく食べます
「秋映」は出回る期間が短いので気になる方はお早めに
「シナノスイート」は芳醇な香りのリンゴでこれもオススメです
それから、おいしいリンゴの見分け方
つやがあり軸がピーンとたったもの
おしりのくぼみが深いほど甘い
重みがあり、色が全体に回っているもの
あと、リンゴを手に持った時表面がベタベタしていたり、白い粉が
ついていると農薬やワックスと思われるかもしれませんが
実は、ベタつきは果皮の表面を守り、鮮度を保とうとしてリンゴ自身が
つくりだす「ろう物質」で、白い粉は「果粉」と呼ばれるものなんです
リンゴが出す「エチレンガス」は他の野菜や果物を追熟させる効果があるので
青いバナナや固いキウイなどを一緒にビニール袋にいれておくと
早く食べごろになります
今回のリンゴの豆知識、いかがでしたか
果物ってホント素晴らしい食べ物ですよね
チョコやスナック菓子のおやつに代わって、今が旬のリンゴを
おやつで頂くこともオススメです
歯ごたえがあるし、リンゴのセンイが奥歯の細かい溝をお掃除してくれる
効果も期待できます
何より、ムシ歯にならないことも魅力ですよね
診療室も皆さんのハロウィン作品でいっぱい飾られています
1階エレベーターホールの黒板も是非ご覧くださいね